【ハワイアンスピリチュアル】聖地クカニロコバースストーンで自然を感じる

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ノースショア観光の最後に立ち寄ったのが、クカニロコバースストーンです。

ドールプランテーションからはバスですぐです。

こちらをまだお読みになっていない方はぜひご覧ください。

なんとも読みづらいカタカナが羅列されていますが、

この聖地には、バースストーン「出産石」があります。

かつて、王族の出産がなされていた場所です。

クカニロコバースストーン到着まで

オアフ島のど真ん中に位置していますが、ど真ん中のエリアにはこの聖地以外に何もありません。

道路が一本隣を走っていますが、それだけです。

そんな何もないところに、ここに行くためだけにあると思われるバス停があります。

おりてすぐ、クカニロコバースストーンへの入り口があります。

入り口の看板
注意事項が記載されている

聖地なので失礼なことがないよう注意書きがあります。

車では入ることができませんが、この看板の前に駐車することができるようです。
(帰りがけにガイドツアーの車がここに停めていました。)

土の道はまっすぐにならされていて、草も茂っていません。

では、この道を歩いていきましょう。

どれがクカニロコバースストーン?石がたくさんある場所に到着

土の道を歩いていくと、左手にバースストーンらしき石が現れます。

まず見えてくる二つの大きな石

円形の紐が石の上にかけられており、祀られているようです。

石の上に円形の紐がかけてある

この二つの石の奥には、小さな石が左右に並んでいます。

横一列に並べられた石

奥まで歩いて振り返るとこんな感じです。

左右に石が並ぶ芝生

この先に石で囲われた立ち入り禁止エリアがあります。

聖地の中心はどうやらこちらのようです。

進入禁止エリア
バースストーンらしき石が複数見える

石で囲まれたエリアの中心には複数の石があります。

おそらく、あの石のどれかが実際に王妃が出産していたバースストーンなのでしょう。

神秘的な空間

30分間、バースストーンのエリアを歩いて見て回っていました。

私たちのほかには誰1人おらず、車の音も聞こえてきません。

聞こえる音は、風の音、風になびく草と葉の音、時々聞こえる鳥の鳴き声だけです。
(帰りがけにヘリコプターが上空を通りました。それまで静かだったのでかなりうるさく感じました。)

あたりも広く見渡すことができ、悠久の自然を感じます。

ここで実際に出産をしていた理由がなんとなくわかる気がします。

娘は大きな木の枝を見つけ、ご満悦です。
(公園でも海でも大きな枝、変わった形の枝、ただの枝を収集するのが常なんです。)

長い木の枝を持つ娘

クカニロコバースストーンについて(リサーチ)

すべて引用になってしまいますが、重要な情報を記載します。

もっと詳細を知りたい方は引用元ページをご覧ください。

はじめてこの場所が王家の出産場所として使われたのは、西暦1060年、日本では平安時代の後期に入った頃で、現在(2017年)から遡ること957年。ナナカオコ王の奥様のカヒキオカラニ妃がカパヴァ王子を出産されたのが始まりと言われています。

出産が近づくと、父親となる王様と関係者の方達が、クカニロコの入り口から続く道の、左サイドに18個、右サイドに18個、ずらりと置かれた計36個の石に座り、誕生の瞬間を待ちました。王家の出産では純粋な血統が非常に重んじられていたので、彼らは出産の証人となったのです。ちなみに現在置かれている36個の石は、当時の物ではなくレプリカです。

そして、いよいよ出産の時を迎えると、妊婦であった王妃はカプ(禁止事項)により、石に足を着ける事ができなかったため、複数の介助人により石の上の場所に運ばれ、そこで抱えられながらの出産が行なわれました。

この様にしてバースストーンの上で子供を出産することにより、神々が子供の出産を知り、ここで産まれた子供を通して地上に強いマナが送られると考えられていたのです。

しばらく前まで、この聖地に置かれたバースストーンをはじめ、石達には、何の囲いもなく、訪問者や観光客は自由に石の目の前まで行き、石に触れたりすることが可能な状態でした。しかしながら、ハワイアンの方達にとって先祖代々引き継がれてきた魂を繋ぐ非常に大切な石であり、また歴史的価値も大きな資産です。それが、長い時間の中で、どうしても荒らされてしまっているという現状があり、許可なくして石に近づいたり、触ったりすることを禁止することに決められました。それを訪問者の方達に守っていただくため、バースストーンの主要な石達を全て囲む大きな石のサークルを作り、そのサークル内には入らないようにという注意書きの看板も立てられたのです。

ご利益を頂こうと思うのではなく、脈々と続くクカニロコバースストーンのマナ、強い愛と光をただ感じてみましょう。それにより、今の私達に命を繋いでくれた両親や先祖と繋がることができる。自分の内面や自分の命の意味、人生の目的などに気づくことができる。先祖から自分へと繋がることで自然と次の世代に繋がっていく。そういう意味での大きな愛のエネルギーに溢れている場所だという意味だと解釈しています。

https://www.hawaii-okuruma.com/oahu-dayori/kukaniloko-birthstones/#4

今は残念なことに囲いができてしまっているので、バースストーンを間近でみるには許可が必要になってしまっていますが、

引用元ページにはどれがバースストーンかも紹介されています。

これから行く予定の方へ

クカニロコバースストーンについて、歴史や石に込められた意味を理解しながら観光したいという方は、ガイドツアーで行くのが良いと思います。

私は歴史や意味はネットリサーチで得られる情報で満足で、

それよりも誰もいない静かな空間を感じたいというタイプです。

私と同じような方は、個人で行くのが良いかと思います。

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