Labor Dayにロコに誘われてバーベキュー!ハワイで感じた隣人愛

愛溢れるアロハのイメージ すべて

ラニカイ ピルボックスから戻り、カイルアの公園のベンチで疲れ切っている私と娘。

この前に何があったか、前編はこちら↓

娘と2人で水をのみ、ベンチに座って「疲れたねー」と休憩していると、

ハワイアンっぽい男の人2人が「ハンバーガーをあげるよ、一緒にバーベキューしよう!」と声をかけてくれました。

日本にいたら、間違いなく「No, Thank you. 」と言っていたと思います。
だって、怪しい、って思っちゃうじゃないですか、、、

でもハワイの場合、娘に対してお菓子をくれたり、女性がハグさせてくれと来たり、おばあちゃんが感動する目で私の肩を叩いたり、毎日何かしら嬉しい絡みをしてくれる人がいます。

そんなこともあり、お腹も空いていたので、「ありがとう!」とご一緒させてもらうことに!

(そんなに私たち、お腹空いてそうだった、、、?)

お腹いっぱいになるまでおもてなし

ごはん!
ハンバーガー、ソーセージ、アイスティー
  • 冷えたアイスティー(2人で4本)
  • ハンバーガー
  • ソーセージとライス
  • チップスなどお菓子

をごちそうになりました。

9時半にパンケーキを食べてから動きっぱなしで14時でしたので、お腹も空いているし、水を飲んでも飲んでも喉が乾いていました。

生き返るーー

広く広げられたござ?のようなものに10人ほど、子ども2人を含む3家族と個人数名がいましたが、公園でバレーボールをしている10人ほども同じグループとのことで、20人くらいの大所帯でした。

私と話をしたのは、4人ほどで、他の人たちは、ギターを引いたり、筋トレしたり、ビーチへ行ったり、バレーボールをしたり、思い思いに過ごしていました。

なぜ、見ず知らずの私たちを誘ってくれたのか

私は当然、こう疑問に思っていましたし、この疑問が解消されるまではどうしても警戒してしまいます。

しかし、彼らはまず、

  • 自分たちはキリスト教徒である
  • 人は皆助け合っていきていかなくてはいけないと思っている
  • どうか気の済むまで一緒にいてほしい
  • 遠慮せず好きなだけたべてほしい

と話をしてくれ、納得しました。

「隣人を自分のように愛しなさい」

マタイによる福音書22章39節

私はキリスト教徒ではありませんが、敬虔なキリスト教徒が悪い人のはずないでしょう。

彼らのほとんどは、元 薬物依存症!

名前やワイキキに住んでいること、日本から来たことを話すと、
なんと次の質問が

ロコ「日本で一番重い犯罪は何か?」

でした。なんだいきなり、、、と思いながらも

私「それは殺人でしょう。」

と答えると

ロコ「ドラッグではないのか?」

私「ドラッグも重罪だが、殺人には及ばないと思う。」

ロコ「殺人より重いものはないのか?」

私「ないと思う。連続殺人や放火など、複数人を殺すとより重罪となるくらい。」

ロコ「ドラッグはどの程度の罪となるのか?」

私「ドラッグの種類と所持だけなのか、栽培しているのか、などで罪の重さは変わってくる」

ロコ「コカインはどのくらいなのか?」

私「わからない、、、」

ドラッグでも売られるか?と思いましたが、

ロコ「実は私たちはみな過去にドラッグに依存していたんだけど、キリスト教のおかげでドラッグをやめることができた。キリスト教には本当に感謝している。君たちもドラッグは絶対にやってはいけないよ。」

と、そんなことはありませんでした。

その後も、

  • 日本ではどれだけの人がドラッグをやっているのか
  • 六本木などではドラッグが流通しているのではないか
  • 君は一度もドラッグをやったことはないのか

など、日本のドラッグ事情をくまなく聞かれました笑

Labor Dayはカイルアでゆっくり!彼らはオアフ島西海岸のロコだった!

もう少し話すと、

彼らはオアフ島西海岸のロコであることがわかりました。
西海岸から車で東のカイルアまで朝にやってきて、1日海辺の公園でバーベキューをしていたそうです。

観光ガイドでは必ず、西海岸は治安が大変悪く、観光客だけでは行ってはならない、と書かれていますが、良い人もいるみたいです!(そりゃそうだ)

妻が先住ハワイアン、夫が沖縄出身(オキナワン)の夫婦もいました。

東京のことや、ワイキキの物価、娘の英語教育はした方が良い、など、その後も色々と話をしました。

自分の宗教観についてうまく話せませんでしたね、、、
キリスト教徒でもないし、仏壇は実家にあるけど仏教徒でもないし、色々な神に祈るし、、、

「キリスト教は好きだし、仏教も好き、その他神々も信じている。日本には神がたくさんいる。」

これくらいしか言えませんでした、、、

子どもは誰とでもすぐに友達になれる!

娘はそこにいた年代が近い女の子たちとすぐに遊び始めました。
お互いシャイで、すぐに親に隠れますが、ひとつきっかけがあればすぐに遊び出します。

遊ぶ子ども達

女の子が頑張って、娘にシャベルとバケツを持ってきてくれました。

すると、木の実を集めたり、走り回ったりして遊び出しました!

娘は日本語しか喋れないので、会話は全く成立しませんが一緒に遊んでいます。

娘が、「おにごっこしよう!」と走り出すと、女の子たちも走り出します。

鬼は誰もいませんが、ただ走り回って楽しそうです。

カイルアのビーチへ

海にいきたい?と聞かれ、娘はいきたいとのことでした。

水着に着替え、仲良くなった子どもたちと一緒にカイルアの海で遊びました。

女の子たちは砂浜に池を作ろうと穴を掘ってバケツで水を入れていましたが、
娘はその穴をおままごとのお家だと思っており、穴の中にいました。

「水をいれないで!」という娘に、女の子たちは容赦なくバケツで水をかけていました笑

言葉が通じなくても丸く収まるかな、とかわいそうでしたが、見守っていましたが、、、

ずっと水をかけられ続けてましたね、、、

娘「どうしてみんなバケツで水をかけるの?」

私「みんなはあそこに池を作りたいみたいで、あの穴はお家じゃないみたいだよ」

娘「、、、」

帰りはバスでぐっすり

とても居心地がよく、なんと14時から17時まで、ずっとバーベキューにご一緒させてもらいました。

そして、感謝を伝え、お別れ。アロハ〜

アロハ! こんにちは、お元気ですか。アロハ! いつかまた、さようなら。出会いの時も、別れの時も交わすこのあいさつは、「愛情」「思いやり」といった意味があるハワイ語である。たとえそれが「一期一会」であったとしても、「アロハ」という一言で気持ちは魔法のように通じ合う。この島々を訪れるたびに、そう感じるのは、言葉が心地良い響きを持つからだろうか。
 ネイティブハワアインの言葉は、いずれも非常にスピリチュアルな意味合いを含んだもの。自然崇拝を源とする彼らは、森羅万象に命があり、精霊が宿り、それらを感じ取ることで言葉が生まれたと根本的に考えている。アロハについて言えば“相手の顔の横で呼吸をする”といった動作を意味するそうで、人間愛の証しとしてのあいさつだと分かる。

http://www.web-nile.com/article/article.php?category=15&article=000195

ハワイにあって、東京にはないものが確かにある、と感じた1日でした。

帰りのバスに乗るや否や、ダウン!

バスで寝る娘

昼寝もせず、1日頑張ったもんねぇ。

疲れたけど、充実した1日でした。

(蛇足)無事ワイキキに戻って、最後の締めは丸亀うどん!
疲れた時、暑い時にはいつもうどん!

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