【コオラウサミット】コオラウ山脈の最高峰「K1」「K2」をつなぐ雲の中の道

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コナフアヌイトレイルを歩いて、コオラウ山脈の最高峰のひとつ「K2」にたどり着いたら、そこからコオラウ山脈の尾根を歩いて「K1」へいくことができます。

ということで、今回紹介するのはK2とK1をつなぐコオラウ山脈の中でももっとも高い位置にあるトレイルロード「コオラウサミット」です。

コナフアヌイトレイルはこちらの記事で紹介しています。

コオラウサミットトレイル概要

以下の地図の右端にあるピンクの道です。

上の赤丸がK1、下の赤丸がK2です。

距離は短いですが、ぬかるみと生い茂った植物により大変歩きづらい道なため、片道で30〜40分かかります。

K1へ到達後は下山のため再びK2へ引き返す必要があります。

K1へ行く方法は3つありますが、その中で唯一トレイルロードが整備されていて比較的安全にいける道です。

他2つは、「パリノッチェ」「ピリワレリッジ」と呼ばれますが、どちらも絶壁のクライミングが含まれるため、危険度が段違いです。

コオラウサミットのレポート

コオラウサミットに到着すると木が藻のようなもので覆われています。

木が藻のようなもので覆われている

オアフ島全土が晴れている日でもこの山脈だけは雲の中にあることが多く、それだけ雨もふりやすい場所だからでしょう。

険しい尾根道

トレイルの前日と当日は一日中晴れの予報でしたが、ひどくぬかるんでいます。

ひどいぬかるみの道
靴は埋まり、くるぶしまでドロに浸かっている

泥と一体化しているのでわかりづらいですが、私の靴と足首が泥に埋まっています。

わかりますでしょうか、、、

このひどいぬかるみがずっと続いているので、とても歩きづらいですし滑ります。

それに加えて、トレイルロードはとても狭く生い茂った植物に行く手を阻まれます。

先にはK1が見えている
植物に阻まれ道がほとんどないトレイルロード

さらに、K2からK1へ行くためには1度おりて、また登るという高低差もある道になっています。

時々植物がなくなると、すぐ横は断崖絶壁です。

すぐ右の足元は断崖絶壁

これは落ちたら重症です、、、

先ほどの写真はカイルア方面の絶壁で、反対側を見ればホノルル方面も見えます。

すぐ左も落ちたらゴロゴロと止まれなそうなそれなりの急斜面

こちらも急斜面ですが、カイルア方面ほどの絶壁ではありませんね。

K1到着

K2から歩くこと40分、K1に到着しました!

頂上は小さな広場になっています。

K1の頂上

泥はついに膝を超えて、太ももまで侵食してきました、、、

太もものあたりまで泥まみれになっている足
ズボンがひどい色をしている

このトレイルで長年お世話になったこのズボンはお役御免となりました。

K1からの景色です。

雲が自分と同じ高さにあります。

K1からの眺め

登ったときは大変だったオロマナの山や、クリオウオウのあたりもここからだと低く見えます。

K1からの眺め

K1のさらに先にはパリノッチトレイルとヌウアヌパリ展望台があります。

ちょうど草で隠れてしまいましたが、右下の一番標高が低いくぼんだ場所にヌウアヌパリ展望台があります。

K1から見たヌウアヌパリ展望台

展望台からの眺めは絶景でかなり高い位置にいるように感じますが、ここから見ると展望台はとても低い位置にあります。

K2へ戻る

K1で少し休憩をしたら、下山のために再びK2へきた道を戻りました。

帰りはカイルア側から雲がどんどん押し寄せてきて、あっという間に雲の中でした。

K2へ戻る帰りの道
K2を境に左(カイルア)は雲で真っ白だが、右(ホノルル)はK2より下の標高には雲がない

カイルア(左)は真っ白な雲の中ですが、山脈を境に右側(ホノルル)はまだ晴れています。

カイルアでは雨が降っていてもホノルルは晴れているということがよくあるのはこの山脈の影響です。

どんどん視界が白くなっていく中、どろどろの急斜面を歩き続ること30分、再びK2へ戻ってきました。

真っ白な視界の中をロープを掴みながらK2へ進む

K2から下山

すっかり天気が悪くなってしまったのでK2からすぐにコナフアヌイトレイルを戻って下山しました。

しばらくすると雨が降ってきて雨の中を下山しました。

ホノルル方面にも雲が回ってきたため、これから歩いて帰る山脈も真っ白な雲に覆われている

標高の高い山側では雨が降っていても、標高の低い町の方はそこまで雲はかかっていないのがわかります。

雨がひどくなることにはトレイルスタートまで、無事に下山が完了しました。

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