この度ついに、壁のようにそびえるハワイの山脈「コオラウ山脈」の最高峰へ登頂することができました!
この写真はホオマルヒアボタニカルガーデンで撮影したコオラウ(Ko’olau)山脈です。
このオアフ島の象徴の一つとも言える絶壁の中でも最も高い場所に登ることができました。
以前は最高峰へ直上する尾根道から登ろうとして敗退したので、今回はリベンジでした。
コオラウ山脈って?
絶壁のようにそびえる山々がオアフ島の東側の北端から南端まで続いており、
なんと全長37マイル(60km)です。
コオラウの意味
「コオラウ」はハワイ語で風上を意味します。
オアフ島では風が東から西へ吹くため、島の東側はウィンドワード(風上)と呼ばれています。
コオラウ山脈最高峰「コナフアヌイ」について
コナフアヌイは、コオラウ山脈にあるツインピークスの最高峰(960m)の名前で、2つのピークはコナフアヌイの頭文字からそれぞれ、「K1」,「K2」と呼ばれます。
コナフアヌイの意味
調べてみたところ、コナフアヌイはハワイ語で「大きな睾丸」を意味します。
ハワイの伝説が由来となっており、その伝説によると巨人が投げつけた2つの睾丸がツインピークスとなったようです。
なぜ睾丸を投げたのか、、、それは逃亡している女性を狙って投げたとか、、、
ここまでしかわかりませんでしたが、色々とすごい伝説ですね。笑
コナフアヌイまでの経路の概要
当初計画では、③マノアフォールズトレイルからコナフアヌイトレイルに合流する予定でしたが、今回は②パリハイウェイ近くのジャドトレイルからスタートしました。
コロナウイルスによる外出禁止令中なので、マノアフォールズのような観光客に人気でゲートもあるようなトレイルには立ち入り禁止が記されている可能性が高いからです。
②ジャドトレイルからスタートするコナフアヌイまでのトレイルマップはこちらです。
実際に私が歩いた道を書き入れてみました。
行きは、赤→黄色→黄緑→水色→紫→ピンクと進み、
帰りはきた道を戻りましたが、最後に黄色ではなく青(ジャドトレイル)を利用しました。
かかった時間は約9時間
トレイルスタートからトレイルエンドまで約9時間かかりました。
2回ほど迷子になったため、それで1時間半ほど余分にかかり、休憩が合計で1時間くらいあったかと思います。
仮に遭難も休憩もしなかったとしても、往復6時間以上の長いコースでした。
実際にはトレイル前後にバス停までの徒歩(赤い道)もあり、それを含めると9時間以上になります。
行き
- 07:45 トレイルスタート
- 07:45-09:10 ジャドトレイルマウンテンビュー ※迷子
- 09:10-09:30 ヌウアヌトレイル
- 09:30-09:40 パウオアフラッツトレイル
- 09:40-11:30 コナフアヌイトレイル
- 11:30 K2到着
- 11:30-12:30 コオラウサミット
- 12:30 K1到着 ※休憩
帰り
- 12:50-13:30 コオラウサミット
- 13:30-14:50 コナフアヌイトレイル
- 14:50-15:00 パウオアフラッツトレイル
- 15:00-15:10 ヌウアヌトレイル
- 15:10-16:30 ジャドトレイル ※迷子
- 16:30 トレイルエンド
ざっくり振り返り
トレイルの詳細については、それぞれのトレイルごとに別記事にします。(記事作成次第、以下リストからジャンプできるようになります。)
コオラウ山脈最高峰からの眺めは最高でした!
これはK2で撮った写真です。
この絶壁の山脈を見下ろせるのはここから見る他にはありません。(ヘリや映像は除いて)
景色はとてもきれいでしたが、トレイルはとても長く、全体を通してとにかく「ぬかるみ」と「植物」に苦しめられました。
トレイルから一晩たった今でも、起き上がる気力がないほど両足は筋肉痛で股関節も痛み、なぜか腹筋も少し痛みます。
これは長距離に加えて「ぬかるみ」を歩いた足腰へのダメージです、、、
そして、植物にやられた手足の切り傷は10箇所ほどあり、こちらもひりひりと痛みます。
一晩よく寝ても抜けないほどの疲労困憊でしたが、このハワイ滞在中にコナフアヌイを制覇できて本当によかったです。
おそらく、これ以上の眺めと達成感はオアフ島には存在しないでしょう。
これで一切悔いを残さず、帰国できます!